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November 27, 2005

指定校面接

 大学にとって最も重要なもの,それはなんでしょう?私学ではどうも入試らしいです.今の時期,入試関連業務がいろいろと多いのですが,昨日は指定校面接でした.150人くらいを手分けして面接です.ほとんど全教員出動,普段なら待機要員である学部長も投入,予備役召集でございました.
 まあ,基本的に各高校の優等生さんが来るので,あまりストレスにはなりませんが,面接をしていて気になるのは彼らの読書量で,面接の際にも読書や新聞を読む習慣があるかを確認します.ところが意外にこれが弱いんですな,みんな.高校の優等生で,面接の際には少年犯罪の問題に関心があるとか,いろいろ話してくれますが,じゃ,それについてどんなものを読んだの?と聞くと「……」とか,読んでても1冊くらいとか.をいをい,頼むぜ.日本の未来は君たちの双肩にかかっとるんだ.
 結局のところ学力の基本って読書量なんじゃないかと思います.答案の日本語がなってない人は,たいてい読書量不足で,書き方しらないんですよね.ロー・スクールでも文章を書くことが徹底的に訓練されているようですが,そのうちうちの学部でも必修化してやらないといけなくなるのかなあ.

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November 20, 2005

気になる学生気質

 こちらに書くのは久々.前から書きたかったことがあったのでそれを書こうと思って.それは
http://d.hatena.ne.jp/TamuraTetsuki/20051106/p2
におけるtamuraさんのおくさまのお話.

「妻曰く、彼女たちはこれまでの人生で十分に自尊心が満たされてこなかったので、自他の距離感やバランスをうまく取れないのではないか、とのこと。だから、人にはやたらとキビしいのに、自分がちょっと言われるとすぐに傷ついてしまう。そして、傷つくのがイヤだから、部活でもきちんと練習に取り組む前に、「こんなことやっても意味ないし」とか、「用事あるから帰る」とか、「アタシは聞いていないし(怒)」とか、言ってしまうらしい」

 そういう子多いなあと自分が教えてても思いますね.1回かますとでてこなくなっちゃう.ものすごく自衛的.そういう自分を守っていたらその先の進歩ないのになァと感じること多々.ウチの学生さんと接していると基本的なコミュニケーションが宮台真司さん的に言うと不安ベースで行われていて,自分を脅かしそうなものを回避することが行動の優先順位としてものすごく高いように感じます.攻撃的な人もそうでない人も自分が攻撃されることにはすごくナーヴァスな感じ.若いうちはたたかれてナンボじゃないかと思うんですけどね.もちろん「前に進もう」という強い意志を感じる学生さんもいて,そういう人たちはこれには該当しないんですけど.少なからぬ数の学生さんが亀の甲羅みたいなのをしょっていて,何かあったらその甲羅の中にアタマと手足を引っ込めてやり過ごそうとしてるなあというのは,日々感じます.いわゆるself-esteemの初期値が低いということなのかな?
 

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